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2015年11月30日月曜日

R18BL短編『うそつき』(16)


はじめて読む方は、こちらから。




(16)



 一人暮らしのアパートまで来て、この人がおとなしく帰るわけないなんて、中学生にだって分かりそうなものなのに。

 一度部屋に上げてしまったら…、もうその後は、なし崩しだった。

 それからは、週に一度、平日の夜にやって来るようになった。

 事前に連絡なんてなくて、いつも突然で。

 俺が遅番でバイトを上がって帰ってくると、部屋の前で大きな身体を丸めるように座り込んで待っている日もあった。

 今夜も、勝手に鍋の材料を買ってきて、「おかえり。」と、部屋の前で、ネギを覗かせたスーパーの袋を持って立っていた。

 いつだって自分勝手で、強引で…


「…… あ……ッ、んぅ、……。」


 男二人で使うには到底狭過ぎる、シングルのパイプベッドの激しく軋む音が、安普請のアパートの部屋に響く。

 絶対隣に聞こえてる。

 だから、せめて声だけでも我慢しようと努力している俺のことなんて、何も考えないんだこの人は。


「もっと可愛い声聞かせてよ。」


 そう言って、唇に押し当てていた手を、シーツに縫い止められて、律動が激しくなっていく。

  突き上げられるように、いいトコロを攻められて、蕩けきった俺の中は、悦んで西脇さんを締め付けて。


「ーあっ、……ああぁ!」


 今まで知らなかった快楽を、また新しく教え込まれて、俺は歓喜の声を上げてしまう。


 悔しいけど……、こんなの嫌だけど……、俺は……

 西脇さんに逢うたびに、この快楽を貰えることを、心のどこかで期待してしまっていたのも事実だった。

 西脇さんも、俺も、ここに愛なんて、無いと分かっていた。


「愛してるよ、千聖。」


 一緒に昇りつめて、余韻に浸る身体を寄せ合って荒い息を吐きながら、西脇さんは、必ずその言葉を囁く。


 ―― 嘘つき。


 俺は、そのたびに心の中で、そう呟いていた。


「千聖は?」



 そして必ず、俺にもその言葉を言わせようとする。

 だけど俺は、毎回別の言葉で誤魔化した。







続きます。。



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2015年11月29日日曜日

R18BL短編『うそつき』(15)


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(15)


 *


 もう二度と、同じ間違いをするもんかと、あの日俺は、心にそう誓った。

 誓ったはずなのに……。

 今のこの状況は、どうなんだ。と、心の中で何度も自分に問いかけてる。


「あれ?どうしたの?もう食べないの?ホント少食だよね、千聖は。」


 俺の一人暮らしのアパートの部屋で、遠慮もせずに鍋をつついている目の前の男に呆気にとられてしまい、俺はさっきから手に持った箸が、口元で止まったままだ。

 まあ、遠慮もせずに、と言っても、材料は西脇さんが買ってきたのだけれど。

 ―― あれから……。

 何度かこの人から、携帯に電話やメールはあったけど、俺は電話にも出ず、メールも返信せず無視を決め込んでいた。

 そうしていたら、そのうち諦めると思ってた。

 担当でもない西脇さんが、店にまでわざわざ来るようなこともしないだろうと、決め込んで。

 そうしたら一週間後、バイトが終わって、通用口から出たら、この人は外で待っていた。

 最初は気付かずに、駅方面へ向かおうとしていた俺を、どこに身を潜めていたのか、後ろから呼び止められて振り向けば、西脇さんが寒そうにコートのポケットに手を入れて、肩をすぼめて立っていた。


『良かった。凍える前に出てきてくれて。』


 それでも見なかったことにして、無言で駅に向かおうとすると、西脇さんに背後から手を取られ、捕まえられてしまった。

 握ってきたその手が、あまりにも冷たくて。

 
『ここまで来てたんなら、店に来れば良かったのに。』と、思わず言ってしまったんだ。


 その一言がまずかった。

 西脇さんは、会いに来てくれたことを、俺が喜んだと思ったらしく、有無を言わさずに、握ったままの手を引っ張って、ずるずると車に乗せられてしまった。


『店に顔を出すのはちょっとね。取引先の営業がバイトくんと個人的なお付き合いするのって、何かとね。』


 そんな事を、嬉しそうに満面の笑みを浮かべて、言っていた。


 ―― 結局…… 自分が大事っていうわけだ。


『へえ、千聖って、一人暮らしなんだ。』


 話の弾みで、言ってしまった俺が、馬鹿だったんだけど。


『じゃあ、駅じゃなくて、千聖のアパートまで送るよ。』






続きます。。



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2015年11月28日土曜日

R18BL短編『うそつき』(14)


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(14)


 小学生以来かな。

 そんなどうでも良い事を考えながら、仄暗いホテルの部屋で独り、俺はひたすら泣き続けた。

 頭が痛くなるくらい泣いて、俺は漸くバスルームへ向かった。
 
 頭から熱いシャワーを浴びていると、後ろに違和感を感じる。


「……っ、」


 生暖かいそれは、後孔から内腿を伝い落ちていく。

 中に出されたあの瞬間、アイツの言った言葉を思い出して、また頭に血が昇る。


 ――『別にいいでしょ? 男は、妊娠しないから。』


「くっ、最低だ!」


 バスルームの壁を拳で思い切り叩いてみたって、自分が痛いだけでどうしようもないのに。

 馬鹿だ、俺。

 こんな事になったのは、自分にだって隙があったからだ。


 ――『そんなに欲しい?』


 きっと、物欲しそうにしているように見えたんだ。誘われて、結局此処まで従いてきてしまったのは自分なんだから。

 ホント、馬鹿だ…俺。


 ―― 帰ろう……。


 泊まっていけばいいなんて言われたけど、こんな所で朝までゆっくり過ごす気になんてなれない。


 シャワールームから出て、自分の服がどこにあるのかと、部屋を見渡すと、下着と靴下は、綺麗にソファーの上に置かれていて。


「あれ…… 他の服は……?」


 クローゼットを開けてみると、コートと中に着ていたシャツや、ジーンズなどが綺麗にハンガーに掛けられていた。

 何これ……、無理やりホテルの部屋に連れ込んだにしては、丁寧過ぎるだろ。


 ――『…吐いたりして服を汚してもいけないしね。』


 ああ言ったのは、あながち嘘でもなかったんだろうか。そんな事が頭を過るけど、すぐに首を振った。


 ―― そんな訳ないだろ。


 良い様に考えたって、アイツがしたことは変わらないんだから。





続きます。。



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2015年11月27日金曜日

R18BL短編『うそつき』(13)


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(13)


 驚いて見上げると、西脇さんは悪戯っぽい笑顔を俺に向けた。


「俺の連絡先、入れておいた。」


「ええ? 勝手に?」


 俺は、驚きと怒りで、固まってしまって、相手を罵ることすら忘れてしまっていた。

 そんな俺を、気にも留めずに、西脇さんはコートを羽織り、鞄を手にすると、俺の頬にリップ音を立ててキスを一つ落とした。


「じゃあ、また連絡するね、おやすみ。」


 手をヒラヒラさせながら、足早に部屋のドアへと向かう後ろ姿を、ただ呆然と眺めているだけの俺。

 やがてドアを開いて、その姿は外へスッと消えて、ドアの閉まる音が虚しく部屋に響いた。


「えっ、ちょっ、待てって……うわっ!」


 我に返って、慌ててベッドから降りようとして、纏わり付いた上掛けに脚を取られてしまう。

 無惨にも、床に倒れ込み、額を打ち付けてしまった。


「いって……っ、くっそっ!」


 ああ、もうなんだか、カッコ悪いっていうか、情けない。


「ちょ、酷くないか?これ。」


 俺だっていっぱしに、夢があったんだ。
 
 男同士なんて、好きになった相手には、なかなか告白もできないし、上手くいくなんて夢のまた夢だったけど、それでも、初めての時はもっと…。


 ―― もっと、何だって言うんだよ。


 どうせ、好きなやつなんて出来ても、上手くなんていくわけないんだから、夢をみたって仕方ないじゃないか。

 こんな風に軽く扱われるのが、俺にはお似合いなんだ。

 だけど……


「…… う……っ、」


 置いて行くなんて、あんまりだ。

 あんな奴に、俺の初めてを何もかも奪われたなんて、情けなくてしようがない。


「くっそ…… 涙が止まらない。」


 後から後から出てくる涙を止められなくて、俺は床に額を擦り付けた。


 ―― どうせなら、涙が枯れるまで、思い切り泣いてやるっ。


「うーっ、…… うっ、ひぃっく」


 いったい、いつぶりだろう、こんなに声を出して泣くのは。






続きます。。



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2015年11月26日木曜日

R18BL短編『うそつき』(12)


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(12)



広げさせられた脚を、肩に担がれて、挿入の角度が変わる。

 唇に押し付けていた手は、シーツに縫いとめられた。


「愛してるよ、千聖。」


 嘘の言葉を吐きながら、口づけられる。

 嘘だと分かっているのに、俺の身体は、その言葉にいちいち反応して、勝手に熱くなっていった。

 西脇さんにとっては、ただの遊びで、俺は…… ただ、騙されて無理やり快楽を教え込まれているだけで。

 ここには、愛なんてものは無いのに。

 西脇さんは、嘘をたくさん吐きながら、俺の身体をこれ以上ないくらいに優しく抱いた。

 俺も……いつの間にか、その優しい嘘に……悦んで、騙されていた。

 ただの嘘だと、分かっていたのに。



       *



 ―― 遠くで、話し声が聞こえてきて、意識がゆっくりと浮上する。

 声…… ああ、そうか、俺……西脇さんに……。

 重い瞼を開けると、シャワーを浴びたのか、腰にバスタオルを巻いた西脇さんが、携帯を耳にあてて立っている姿が見えた。


「―うん、今から帰るよ。…だから、今日は催事応援だったから、遅くなったんだよ。ああ、飯は要らない。」


 通話を終えて、携帯をソファーに放り投げて、さっさと服を着始める西脇さんを、俺はボンヤリとした頭で眺めていた。


 ―― あれ?帰るのかな。じゃあ、俺も……。


 だけど、起き上がろうとすると、腰に鈍い痛みを感じて、またうつ伏せのままシーツの海に沈む。


「あ、起きた?」


 それに気付いた西脇さんが、此方へ近付いてくる。


「俺、帰らないといけないんだけど、千聖はゆっくり泊まっていきなよ。」


 そう言って、ポンっと携帯を枕元に投げた。


「……え?」


 それは、西脇さんのではなくて、俺の携帯。





続きます。。



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2015年11月25日水曜日

R18BL短編『うそつき』(11)


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(11)


 ずっと……二十年間、キスだって経験したことがなかった。

 誰かと、こんな事をしてみたいって、心のどこかで思ってたなんて、今日会ったばかりのこの人に、知られてしまったことが恥ずかしい。


「―― あっ、」


 背後から、熱い塊が窄まりに当てがわれて、反射的に這うように前へ逃げた俺に、西脇さんは、「逃げちゃ駄目でしょ。」と言って引き戻す。

 初めて他人のそれを受け入れることへの怖さと、そして期待で、頭の中が一杯になってしまっていた。

 こんな事、駄目だと思っているのに、だけど頭の中でもう一人の俺が、悪魔のように囁いている。


 ―― いいじゃん、やってみたかったんだし。――


「何、ごちゃごちゃ考えてんのっ?」


 そう聞こえた瞬間に、押し付けられた塊が、小さな窄まりを割り広げて挿ってきた。


「っう、」


 痛みはあったけど、我慢できない程じゃない。思っていたよりも滑らかに、奥への細い道を開いていく。


「……初めてなのに、柔らかいね。千聖がエッチな子で良かった。」


「―― あっ……、や……!」


 前に回った西脇さんの手に、胸の尖りを弄ばれて、無意識に後ろを締め付けてしまっていた。


「いい締めつけだな。中がまるで悦んでるみたいに絡み付いてきてる。」


「――言う、なっ、」


 言葉に煽られるように、腰の奥が熱く疼く。

 じわりと自分の先端から溢れてくる雫が、シーツを汚しているのを認めたくなくて、目を逸らした。


「可愛いね、千聖。」


 耳元で、また嘘を囁いて、西脇さんが腰を動かし始める。


「―っ、あ……ぅ、―っ、」


 自分のとは思えないような、甘い声を漏らさないように握った拳を、唇に押し当てた。

 初めてなのに、身体の中は快感を拾って、勝手に収縮する。

 内壁を擦る、焼け付くような熱い杭を、自分から更に奥へと誘い込むように。


「声、もっと聞かせてよ。」


 身体を反転させられる。




続きます。。



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2015年11月23日月曜日

R18BL短編『うそつき』(10)


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(10)


ずっと誰にも言えなくて、どうしたら良いのか分からなくて。だから今まで誰とも付き合ったことなんてない。


「ふーん、じゃあ、自分で時々弄ってたの?」


 その質問には、答えなくてもきっと……更に熱くなった顔で、全て見透かされてしまった。

 
「……千聖って、見かけによらず、エッチなんだね。」


 そう耳元で囁かれただけで、身体が大きく震えた。


「―― あ、ッ…… あ、」


 勝手に跳ねる腰を、上から押さえ付けられて、ビクビクと西脇さんの手の中で堪え切れない欲を放ってしまうのを止めることなんて出来なかった。


「いっぱい出たね。そんなに気持ち良かった?」


 呆気なく、達かされてしまった事が恥ずかしくて悔しくて、白濁で汚れた手を見せつける西脇さんから目を逸らした。


「じゃあ、こっちは?此処も自分でした事ある?」


 まだ余韻の残る身体を、簡単に反転させられて、腰を高く引き上げられた。


「―― あっ、イヤッ」


 ぬるりとしたものを纏った指先が、後ろの入り口をつつく。
 
 身を捩ろうともがいても、しっかりと片手で腰を固定されて、動きは封じられてしまった。

 次の瞬間、つぷっと指が挿し込まれる。


「ん……っう、」


「柔らかいね。昨夜もしたの? 誰かにこんなことをされてるのを想像しながら?」


 中を掻き回して、わざとらしく水音を立たせながら訊いてくる。


「―― それいじょ……っ、言うなっ、」


 はいはいと、笑い混じりの声が聞こえて、指が引き抜かれていくその拍子に吐息が洩れた。


「じゃあ、もう挿れていい?」


 そう言われて、肩越しに振り返ると、西脇さんが服を脱ぎ始めていた。

 服の下に隠されていた、程よい筋肉の付いた美しい身体が露わになり、思わず息を呑んだ俺に気が付いて、西脇さんは艶然と微笑んだ。


「そんなに欲しい?」


「なっ、違……、」


 否定しようと出した声は、西脇さんの咥内へと呑み込まれて消えてしまう。

 思わず見惚れてしまっていたことも、この人には見透かされていると思うと、羞恥で体温が一気に上昇した。





続きます。。



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2015年11月22日日曜日

R18BL短編『うそつき』(9)


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(9)


「可愛いね、キスだけで感じちゃったの?」


「な? うわっ!」


 上掛けをパッと捲られて言われた言葉に、俺が何も着ていないことに、初めて気が付いた。


「アンタ、本当に最低だ。」


「だって酔ってたから、苦しそうだったし、吐いたりして服を汚してもいけないしね。」


 そんな子供騙しな嘘をよく言うと、呆れてしまうけど、下から睨んだくらいじゃ、この人にはちっとも効きそうになくて。

上掛けを剥ぎ取られて、さらけ出された肌が、西脇さんの視線に灼かれたように熱い。

 さっきのキスだけで、しっかりと勃ち上がっているそこに、西脇さんの指が絡められて、思わず身体が跳ねた。


「あっ、や、……ッ」


 跳ねる身体を押さえ付けるように、西脇さんが体重を掛けてきて、また唇が塞がれる。

 俺の咥内を弄びながら、片手は俺の屹立を握り上下させ、もう片方の手の指先が乳首を弄る。


「―ッ、ん……、うぅ……っ!」

 
 西脇さんの手が上下する度に、溢れ出す先走りがクチュクチュと淫らな音を立てた。
 
 人に触られるのなんて初めてで、もうすぐにでも達してしまいそうな予感に、俺は慌てて首を横に振って、キスから逃げた。


「―いやっ、だっ!」


 そう訴えているのに、返ってきた言葉は、


「愛してる、千聖。」


 そうして、唇が首筋から胸へと下りていく。

――愛してる、なんて、この人はきっと誰にでもそんなことを言ってるんだ。奥さんがいるのに、そうやって適当に遊んでいるんだ。

 そう分かっているのに、与えられる刺激に身体はすぐに反応してしまう。


「…… あ……っ、」


 唾液を含んだ舌に、硬く尖った胸の先を転がされて、思わず背中が撓る。


「あれ、ここ気持ちいいの?もしかして、もう誰かが開発済みだった?」


「ーッ違……!」


 言われた言葉に顔が熱くなる。自分が女の子に興味がないって気が付いたのは、いつだっただろう。

 いつも気になってしまうのは、同性ばかりで。






続きます。。



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2015年11月21日土曜日

R18BL短編『うそつき』(8)


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(8)


「美味しい?」


 唇が僅かに触れるような位置で、西脇さんが艶然と微笑む。

 なんでこんな事になってるんだ? 頭の中がパニクって、何がなんだか分からない。

 いや、待て、冷静になろう。まず今、なんでホテルの部屋にいるのか確認してみよう。

「あの、なんで俺、ホテルの部屋にいるんでしょう?」


「なんでって、千聖、酔っ払って寝ちゃったから、俺が部屋取って運んであげたんだけど?」


 ―― 酔っ払って? ……グラス一杯のワインで? いやいや、そんなわけないだろう。


「あのワインに、何か入れましたよね?」


「俺が? 何を入れたって言うの? 千聖、エロ小説の読み過ぎじゃないの?」


 西脇さんは手を伸ばして、グラスをベッドサイドチェストに置くと、またギシリとスプリングを鳴らして、俺へ覆いかぶさるように、唇を寄せてくる。


「え、わ、わっ、何するんですか!」


 紙一重で首を横に振ってそれを躱すと、今度は両手で頬を挟まれて固定された。


「何って、キスしたいんだけど。」


「な、に、言ってる……っ、」


 言葉は柔らかい唇に触れられて、阻まれてしまった。

 引っ張るように上唇を食んで、至近距離に見つめられる。


「してもいいでしょ?」


「……訊く前に、してるじゃないですかっ。」


 西脇さんの胸を両手で押し返そうともがくけれど、なんだか身体が怠くて全然力が入らない。

 ―― ワインに何も入れてないなんて、絶対嘘だ!


「……店で初めて千聖を見た時に、運命を感じたんだ。」


 ―― そんな調子のいい嘘、中学生だって信じない。


「ふ、ざけ……ッ、ん、」


 また唇で塞がれる。

 すかさず咥内へ侵入してくる舌に、奥へと逃げようとする俺のそれは、難なく絡め捕られてしまった。

「ーッ、……ん、……、」


 熱い舌に翻弄されて、自分の下肢が熱くなっていくのを感じる。

 キスをされているだけなのに、こんなに感じてしまうのが、恥ずかしくて情けない。

 動かない身体で、唯一抵抗の意思を示していた、西脇さんのシャツの袖をギュッと掴んでいた指先からも、力が抜けていく。





続きます。。



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2015年11月20日金曜日

R18BL短編『うそつき』(7)


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(7)


「……な……に……言って…… 結婚してる…… くせに……。」


「大丈夫、俺、男も女も、どっちもいけるタイプだから。」


 は?…… そういう問題じゃないと思うんだけど…… と、反論したいのに、何故か上手く喋れなくて、なんか瞼が重くて。


―― あれ? どうしたの? ――


 西脇さんの声が、すごく遠くに聞こえた気がしていた。



       *



 唇に何か冷たくて柔らかいものが触れて、僅かに開いた隙間から咥内へ少量の水が流れ込んでくる。

 なんだか凄く喉が渇いていたから、俺は戸惑うことなく喉を鳴らして、それを飲み込んだ。


 ――あれ? なんだ? 今の……。


 なんか夢をみていたような気がするんだけど……

 漸く意識が覚醒してきて、薄く瞼を開けると…… 綺麗過ぎる男の顔が目の前にあった。


「目、覚めた?」


「はぁ。」


 至近距離に見える西脇さんの顔が、うす暗い灯りに照らされていて、その後ろには見たことのない天井が……。


 ――え?


 俺は驚いて起き上がろうとした。

 だけど身体が重くて、いうことを利かない。


「どうしたの?もっと飲む?」


 そう言って、ベッドの縁に座っている西脇さんは、手にしているグラスを揺らした。

 カランと、グラスの中の氷が音を立てる。

 上手く思考が働かなくて、今の状況が掴めない。


「あ、あの、ここどこですか。」


「どこって……、ホテルの部屋だけど?」


 そう言って、西脇さんはグラスの水を口に含んで、俺の唇にそれを重ねてきた。


「―― んっ!」


 唇の隙間から、さっきよりも多めの水が、俺の咥内に送り込まれてくる。

 口端から一筋溢しながら、流込んできたそれを、俺はどうすることもできずに、コクッと音を立てて、飲み込むしかなかった。




続きます。。



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2015年11月19日木曜日

R18BL短編『うそつき』(6)


はじめにこちらをお読みください。




(6)



「それはそうかもだけど……」


 なんか適当な嘘で騙されたような、納得いかない気分だ。


「そういう千聖は、彼女いるの?」


 応えにくい話題をこちらに振られて、ちょっとだけ恥ずかしいのを隠す為に、目の前のワイングラスを手に取って、コクコクと喉へ流し込んだ。

 ワインのことなんて、もともと全然知識も無いんだけど、味なんて美味しいのか不味いのか、まったく判らない。


「…… いませんよ。」


 空になったグラスをテーブルに置くと、西脇さんは「いい呑みっぷりだね。」と、クスっと口角を上げてから、「じゃあ、彼氏は?」と続けた。



「……は?」


まさか、そんなことを質問されるとは思っていなくて、俺は思わず素っ頓狂な声を上げてしまった。


「それもいないの?」


 焦る俺の顔を面白がるように、ニヤニヤしながら見つめてくる。

 これは絶対、からかわれている!

 そう思うのに、顔どころか、身体中が熱くなってきて、何を喋ったらいいのかも分からなくなってしまった。

 飲み慣れないワインなんて、一気に飲み干したりしたから、酔いが回ってしまったのか、目の目の西脇さんの顔も、ゆらゆらと揺れているように見える。


「…… お、おれ、は男ですよ? 彼氏なん、て…」


 西脇さんが立ち上がって、俺の隣の席の椅子を引いて、そこに座る。

 なんだか…… 綺麗な顔が、至近距離に見えた。


「でも、千聖って、ゲイなんでしょう?」


――え?


「……ちがい、ます。」


 なんで分かったんだ? 俺が、女の子には全然興味がないって。昔から、好きになるのは、いつだって男だった。でも、なんで初対面のこの人に、そんなこと……


「分かるんだよね、なんとなーく。」


 耳元に、息が吹きかかっている気がするんだけど、気のせいなんだろうか。


「ねえ、じゃあ俺の恋人にならない?」






続きます。。



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2015年11月18日水曜日

R18BL短編『うそつき』(5)


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(5)



    ***



「…… なんでこんなところで。」


 西脇さんに連れてこられたのは、高級ホテルの最上階のレストランで、しかも個室。

部屋の真ん中の丸くて大きなテーブルに、二人きりで今、メインディッシュのステーキを食べている。


「え?美味いだろう?」


「…… そうじゃなくて……、こんな高そうなところで、しかもこんなカジュアルな普段着なのに。」


「ああ、そんなこと気にしなくていいよ。ここ俺の知り合いのホテルだから。」


 そういう問題でもないと思うのだけど! 西脇さんは俺の心配なんて気にも留めない様子で、
「服装だって、個室なんだから、どうってことないでしょ?」と、笑う。

 それはそうだけど、こんな高級な場には慣れていないし、居たたまれない感でいっぱいだった。それに、ずっとこの人のペースで会話が進んでいくのが、なんだか悔しい。


「ところで、ワインなんて呑んで、車の運転が出来なくなるじゃないですか。」


 頭の中に浮かんだことを、そのまま口に出してやる。どうだ。言い返せないだろう? と、思っていたのに、それくらいの嫌味なんて、軽くあしらわれてしまう。


「え? いいんだよ、今夜はここで泊まればいいし。」


―― え?

―― その言葉に絶句する。

 なんだよ、俺を家まで送るって言ったくせに、自分は最初からここで泊まるつもりだったのか!

 心の中で舌打ちをしながら、ステーキをフォークに刺して口に運ぶ西脇さんの左手の薬指に光るものを見つけて思わず、「…… あ、」と、声を漏らした。




「ん? あぁ、これ? 結婚指輪がどうかした?」


「結婚してるんですか?」


「そうだけど? なんで?」


 だって……、


「さっき、独りで食事するのは、嫌いだって言ってたから、てっきり……」


 俺の言葉に西脇さんは、少し考えるようにして宙を見る。

そして暫くしてから漸く、「ああ! そう言えば、そんなこと言ったね。」と、悪びれもせずに笑った。

「嘘……だったんですか。」


「いや嘘じゃないよ。結婚はしてるけど毎日嫁さんと二人で食事するとは限らないでしょう?」





続きます。。



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2015年11月17日火曜日

R18BL短編『うそつき』(4)


はじめにこちらをお読みください。




(4)


 ああ、もう! 面倒くさいな。」



そう聞こえた瞬間、背後から肩を掴まれて引き戻されてしまう。


「え?ちょっ……」


そのまま肩を抱き寄せられて駅とは真逆の方向へ歩き始める。


「いいから、ね?ちゃんと家まで送ってあげるし。」


「そんな! いいって言ってんのに!」


「そんなにキャンキャン吠えないの。別に取って食おうってわけじゃなし。」


「でも!」と、否定をしようとすると、人差し指を軽く唇に当てられて、言おうとした言葉を思わず飲み込んでしまう。



「俺、独りで飯食うの嫌いなの。付き合ってよ、ね? 千聖は腹減ってないの?」


「……減ってませんてば。」


昼食を食べたのは三時過ぎていたんだ。別にそんなにまだ減ってない……と、言いたかったのに、実は、昼間は食欲がなくて、俺はハンバーガー一個しか食べていなかった。


 ぐぅぅ……


間の悪いことに、こんな時に腹の虫が鳴くなんて!


「ほらね?千聖も腹減ってんじゃん。」


「……う、」


 言われて顔があり得ないほど熱くなっていく。もうそれ以上反論できなくて、口を噤んでしまった。

 クスッと漏らした笑い声と共に、吐き出された息が耳に落ちてきて、身震いする俺の肩を抱いたまま西脇さんは歩き出す。



「ちょ、分かりましたから、離してくださいってば。」


俺の肩に回している手を振り払い、身体を離したのに、間髪入れずにまた抱き寄せられた。


「いいじゃん、寒いんだし、くっついている方があったかいでしょ?」


 回された手が、さっきよりも力強い。この人のペースに巻き込まれて、俺の意思なんて全く無視されているのが悔しい。

 でも……、ちょっと周りの目が気になって恥ずかしいけど、ここで騒いでしまうよりも、早く駐車場まで行ってしまった方が良いと考え直して、俺はもうそれ以上抵抗することを諦めた。






続きます。。。

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2015年11月16日月曜日

R18BL短編『うそつき』(3)


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(3)


「うん大丈夫、応援もいっぱい来てくれてるし、昨日も準備で遅くなっちゃったし、今日は上がって。」



「はい、じゃあすみません、お先です。」


 店内を見渡すと、背の高い西脇さんが接客をしている姿が遠くに見えた。

まだまだ忙しそうな売り場を見ていると、バイトとはいえ、先に帰るのは気が引ける。

俺は店長にだけ挨拶をして、店を後にした。



       *


 従業員出入り口から外に出ようと重い鉄の扉に手をかけたところで、誰かが盛大に靴音を響かせながら階段を下りてくるのが聞こえていた。

 今日はどの店も忙しいからな… と思いながら振り返らずに扉を開けて、一歩外に踏み出した。


「―― ちょっ、待ってよ、千聖!」


名前を呼ばれてびっくりして振り向くと、西脇さんが大股で駆け寄ってくる姿が見えた。


「どうしたんですか?」


「どうしたじゃないよ、冷たいなあ、俺を置いて帰ってしまうなんて。」


息を切らしながらそんなこと言われても、返答に困ってしまう。


「俺、今日は十九時上がりのシフトなんですよ。西脇さんは最後まででしょう? 高岡さんもまだ残っているし。」


「何言ってんの、俺は応援要員だよ? あいつは担当だから最後までだけど!」


 だから、俺はもう帰ってもいいの! と続けながら、手に持っていたコートを羽織る。


「へえ、そうなんですか。じゃあ、お疲れ様でした。」


そう言って、先に歩き出すと、「ちょ、ちょっと待ってってば。」と、慌てた様子で追いかけてきて、腕を掴まれた。


「何ですか?」


「何って、駐車場はあっちだよ?」


掴んだ俺の腕を引っ張りながら、西脇さんは、駅とは逆方向を指差している。


「俺、電車なんですけど……。」


「だからさ、俺が車だから! 飯でも食いに行かない? って誘ってんだけど。」


「え? いや、結構です。」


何言ってんだろこの人。取引先の、しかもアルバイトを食事に誘うなんて、聞いた事が無い。

あまり関わらない方が良いかもしれないと思って、俺は踵を返し、さっさと歩き出した。

もちろん駅方面へ。




続きます。。。

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2015年11月15日日曜日

R18BL短編『うそつき』(2)


はじめにこちらをお読みください。




(2)


「こいつもまだ休憩行ってないんだけど、この辺初めてだからさ。」


「え…… はい、いいですけど。」


 こいつ、と高岡さんが指差したのが、あの一際目立っていたイケメンだった。

「悪いね。」と、にっこり笑ったその人は、優しそうな上に、文句なしにカッコよくて、大人な感じで、俺はその笑顔にすっかり騙されてしまった。




      *


 もう三時も回っているのに、飲食店はどこもいっぱいで、結局てっとり早くファーストフードの、ガラス張りで通りに面しているカウンター席に座り、肩を並べてハンバーガーを食べた。




「へえ、君、バイトくんなんだ。えーと.…」



「樺木です。」


俺がそう応えると、その人は笑いながら言った。


「樺木くん?じゃあ、かばちゃん…?」


――か、かばちゃん…?


名字で、そんな風に呼ばれたのは初めてで、しかもずっと年上で取引先の初対面の人に言われて、冗談なのか本気なのか分からずに、俺は一瞬固まってしまった。



「て、呼んでもいいけど…、うーん、そうじゃなくて下の名前、なんだっけ。」


「ち、千聖です。樺木千聖。」


「そうそう、千聖だ。さっき店長に名前呼ばれてたじゃない。うん、可愛い名前だね、じゃあ千聖って呼んでいい?」


――な? いきなり呼び捨て?


「あはは、真っ赤になっちゃって、可愛いな千聖は。」


「か、可愛くなんかないです!」


 なんか、見た目はモデルみたいだし、カッコいいし、大人だって思っていたのに、中身は全然違うっ!


「俺は、西脇志芳(にしわき しほう)っての。あ、志芳って呼んでね。」


見た目の好印象とは違い、中身は軽いっていうのが第一印象だった。


          *


「千聖くん、もう時間だし上がっていいよ。お疲れ様。」


店長に言われて時計を見ると、十九時を回ったところ。

営業時間は二十一時までだけど、俺の今日のシフトは十時から十九時までだった。

 まだ店内は、かなりの入りで商品も乱れに乱れている。


「大丈夫ですか?俺、少しくらいなら残業しても良いですよ?」





続きます。。。

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2015年11月14日土曜日

R18BL短編『うそつき』(1)


はじめにこちらをお読みください。




(1)


『じゃあ、土日に泊りがけで何処か行こうか。』

『そうだな、温泉とか行かない?部屋に露天風呂がある処とか。』

 俺を喜ばせるような約束ばかり沢山して、結局貴方は一度も守ってくれることは無かったね。

守れない約束なんて、最初からするなよな。

いつだって、『どうせまた……。』って、分かっているのに期待してしまう。

『今度来るときは、泊まるよ。』

そんなこと無理だってことくらい、分かってるよ。

週末は、貴方と奥さんのものだって、ちゃんと分かっていたし、文句なんて言ったことなかった。

       *

あの人と出会ったのは、俺がバイトをしていたファッションビルの周年祭の催事の時。

取引先のアパレルメーカーから応援に来ていた中の一人だった。

 いつも営業に来ていた担当は別の人だったけど、その日は売り出し初日で、人員が足りないから、どのメーカーも担当以外に応援人員として何人か出してくれていた。

 勿論、自分のところの商品をより目立つ所に陳列して、少しでも売り上げを上げる為だけど。
背が高く、少し日本人離れした端正な顔立ちのその人は、初対面の人が何人もいる中でも、一際目立っていた。

「ごめんね、千聖(ちひろ)くん、遅くなったけど休憩に行ってきて。一時間取ってくれていいから。」

 店長にそう言われた時は、もう午後三時を回っていた。

「はい、じゃあ行ってきます。」

「あ、千聖くん、悪いけど、こいつも連れてってくれる?」

バックヤードから出たところで、俺を呼び止めたのは、取引先の中では、わりと顔見知りで、よく話をすることのある、高岡さんだった。



続きます。。。

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2015年11月11日水曜日

2015年11月9日月曜日

うごイラ

こないだから作っていた動くイラストやっと完成しました(゚ー゚;

http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=53466177
ちょっと重いかもしれないので、
小さ目で載せてます。

もう少し大きいのは、pixivの方にupしています。
 ↓

クリスタで動くイラスト作れるようになっ嬉しいんですけど、
うーん、
なかなか使いにくい気がしてます。
作ったイラストをgifにするには、一度連番画像を作成するんですけど、
時間かかり過ぎるし、
書きだした連番画像の劣化具合が酷い・・・
みんなどうしてるんだろぅ・・・(゚ー゚;

あれこれやってみて、なんとかまだ見れるかな・・・にこぎつける事ができたかな。。

いやしかし、、疲れました(゚ー゚;

とりあえず、完成できたので、、
明日からは、albumの更新がんばります!≦(._.)≧ ヘ



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2015年11月5日木曜日

近況とgifアニメ


先日upした『album』(5)~(6)で使ったイラストですが、
実は、下描きで数枚描いていました。
それで、ちょっと遊んでいたのですが…

 う、動いているかな…(゚ー゚;

たった5枚で、動かすのも無理があるような感じです(゚ー゚;

これは、古~~いフォトショで作ったのですが、
こないだクリスタのアプデで、アニメーションが作れる機能が付いちゃったんで、
よせばいいのに、弄りだして、これに色なんか付けちゃってるもんだから、
次の更新に進めないとか、はぁ…何やってんの私w

でもやりかけってのもアレなので、とりあえず完成させてみようと思う(´Д`)

あとは、今、ついったに鍵をかけてしまっていますけれども・・・
前に旧ブログの時にもやったのですが、、
 F o r b i d d e n F r u i tの、トンちゃんと
李央と伊織の、イケナイ140リレーSSやってます。

前のは、わりとかるーくエロだった気がしますが、
今回のは、ちょっと本気モードで書いてる部分があるので、…ね。(*v.v)。

またあとで、イラスト付けて、pixivに上げるとは思います。


あ、そうだ。
そういえば、去年の2月頃?に、トンちゃんとカリちゃんと私の3人でコラボした企画
 『Double Connection』で、
http://nanos.jp/aimikari/novel/13/

描かせていただいた挿絵をpixivにUPしていましたが、
 


今更なのですが、先日R18で閲覧制限をかけました。
タグだけR18にしていても問題ない絵かなーとは思っていたんですけど、
まあ、なんか問題あったらと思うと気になるので。
なので、R18ということで、インしないと閲覧できない仕様になっています。
≦(._.)≧ よろしくお願いいたします。

企画ページの方の挿絵よりも、大きい画像を置いています。


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