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tonberi & zu-cha 140SSリレー
『サクランボとクリスマス』
青い字が、tonberi
赤い字が、ずーちゃ です。
続きからどうぞ…↓
根元まで咥え込んだ所で一旦動きを止めると伊織の瞳を見つめたままゆっくり頭を上げていく。
口内を窄め舌で裏筋をなぞり、吸い上げながら伊織のモノを吐き出した
「ン、ぁ…伊織、気持ちいい?」
亀頭に口づけ、堅いモノを腹へ押さえつけるようにすると、竿に舌だけを這わせていく。
「ん…ぁ、すごくいい」
長めの前髪の隙間から覗く瞳と視線が絡む。
赤い舌でねっとりと纏わりつくように舐め上げる李央は艶めかしくて、視覚からも感じる程に体の中が熱い。
水位は増してあともう少しで達しそう。でももっと…
「あぁ…李央、もっと…もっとして。」
強い刺激が欲しい。
伊織を流し見た李央は、亀頭をぐるりと舐めると再び喉奥まで咥え込んだ。
上顎に擦り付けるように激しく上下する。
裏筋に舌を這わし、溢れ出るものを促すように吸い上げるのも忘れない。
李央の唾液で厭らしい水音が聞こえる中、伊織の腰が徐々に浮き、口内のモノの硬度が最高位になった。
「ぅ――くッ」
李央の髪に差し入れた指に力が入り、呻くような声を上げて、伊織は身を震わせる。
「あ、あ…ッ!」
その瞬間、李央の咥内に堪えきれなくなった熱を吐き出してしまう。
伊織が荒い息を吐きながらシーツに身を沈めても、まだ李央は残りを搾り取るように吸い上げた。
勢いよく飛び出た精液が喉奥に叩き付けられ、口内を伝い口元に集まっていく。
射精で敏感になってるモノを変わらず刺激すれば伊織の身体が面白いように跳ねた。
嫌がる割に高い声で鳴く伊織に満足し、李央は唇を窄めながらモノを吐き出して、口内に溜まった精液をゴクリと飲み込んだ。
心地よい倦怠感に呑み込まれて、遠ざかりそうな意識の狭間で、濡れた唇を指で拭う李央が見えた。
「…李央…。」
無意識に手を伸ばして、その唇に触れる。
「…キスしてよ。」と嫌いだった筈のキスを強請る。
―― ああ、僕はまた…
これは愛かもしれないと、幻想の闇に堕ちていく。
その指先を辿り視線を戻せば虚ろな表情の伊織が誘っている。
李央はのそりと這い上がり伊織の顔両脇に肘を突き直ぐにキスをした。
深く互いの口内を往き来していると、
「ん…伊織、まだイけるよね?次は俺の番だ」
そう言い、まだキスをしていたそうな伊織から李央は上体を起こした。
「…ぁ…ん、」
まだ足りなくて、もっとと言いたげに、起き上がった李央を追いかけるようにして、伊織も上半身を起こし、李央の首に腕を絡めてキスの続きを強請る。
李央の咥内へ舌を挿し入れて、深く絡めていけば、李央は宥めるように伊織の背中を優しく撫でてから、唇を離した。
まだ欲しそうな瞳に笑いかけ李央はその場で膝立ちになる。
「伊織も脱いで」
乱れた服を互いに脱ぎ捨て全裸になると、李央は細い肩へ力を込め伊織を再びベッドへ押し倒した。
「伊織、手を貸して」
言われた通りに伸びてきた手を掴むと、李央はそこに舌を絡めていく。
続きます…
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ぽちっと↓
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