2017年3月23日木曜日

『出逢えた幸せ』第一章:聖夜と生クリーム味の……(23)

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第一章:聖夜と生クリーム味の……(23)※R18



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「透さんのも、凄く熱い…」


 入ってしまうと、痛みよりも、圧迫感が半端ない。
 だけど、自分の体内に透さんを感じて、繋がっている事が、なんだか嬉しくて自然と顔がほころぶ。 なんだろう?この嬉しさは。


「直、その顔、凄くそそる」


 きつく抱きしめられて、また唇が重なって、 咥内で熱い息が混じり合う。
 唇を離しても、透さんの熱い吐息が顔に落ちてくる。

 薄っすらと汗ばんでいる透さんの身体からは、色気が溢れていて、俺は堪らずに、透さんの肩から鎖骨の辺りにキスをした。


「…っ」


 少し苦しげな表情で眉根を寄せて、透さんの小さな声が漏れ聞こえた。


「直、もう動いていい?」


 耳元に唇を寄せて、甘い声で囁かれると、それだけで体が熱くなっていく。


「うん」


 俺の返事を待ってから、透さんが律動を始めた。 最初は小さくゆっくりと、俺の中と透さんのを、馴染ませるように。

 透さんの腰の動きに合わせて、声が零れる。


「ん、ん…… ッ、ん」


「痛い?」


「だいじょーぶ……」


 ゆっくりと、透さんのモノが、きゅうきゅうにキツイ中から、引き抜かれていくと思ったら、また一気に貫かれて。


「うぁ……!ああああっ!」


 ―― 奥が、突き上げられるっ。


 突き上げられて、肌が触れる度に、切ないような、甘い感情が込み上げる。
 最中に、そんな感情を抱いたのは初めてで……。
 だっていつもは、ただ快楽を求めるだけだから。
『愛』と言う言葉が 脳裏を過るけど……、 今まで、セックスの時、愛を感じた事なんてなかったから、解らない。


「直…っ」


 余裕無さげに眉を寄せて、切なそうな表情で、甘い声で俺の名前を囁く。
 透さんに、愛されてるような気分になるけど、それは錯覚に違いないと思い直す。


 ―― だって、透さんは彼女と別れたばかりで…、 俺を好きになるなんて、有り得ない。
 だからこれは、お互いに快楽を貪り合う為だけの行為。


「ああっ!そこッ…ああ!」


さっき指で探り当てられた場所を刺激されて、俺の思考なんて吹っ飛んでしまう。


「これ、気持ちいい?」


「あ…… っ、んッ…… ん…… ッ!気持ち…… いいッ」


 俺の膝裏を抱え上げた形で、更に深く突いてくる。


「ああッ!とーるさんッ」


 意識が吹っ飛びそうになるのが怖くて、キスをしたくて腕を伸ばすと、透さんは、繋がったまま俺の身体を引き上げた。
 向き合った姿勢で透さんの膝の上に乗る。


「あぁっ!」


 自分の体の重みで、限界まで透さんを咥え込んで、最奥を突き上げられる。
 透さんの腰の動きに合わせて、俺も腰を動かしながらお互いの咥内を貪った。
 お互いに、ただ快楽だけを求めて。
 透さんの手が、俺のモノを包み込み、上下に動かして刺激する。


「あッ…… !だめ…… ッそれッ…… イきそッ……!」


 後ろと前を、同時に攻められて、一気に水位が上がる。


「イッていいよ……、俺もイく…… っ」


 透さんの腰と手の動きが、更に加速して、俺は目の前が真っ白になっていく。


「ああッ!」


 絶頂感と共に、腰がひくひくと震えて、胸に熱い飛沫が飛んだ。
 ほぼ同時に、俺の中で透さんが大きく脈打って、最奥に熱が広がるのを感じていた。

 達した後も暫くはそのままの姿勢で、透さんがやさしく背中を抱きしめてくれていた。 
 静かな部屋には、二人の荒い息遣いだけが聞こえていてる。
 体内の熱い余韻と、触れ合う肌が、暖かくて気持ちよくて、瞼が重くなる。


 ―― もう少しだけ、このまま、こうしていたい。


 透さんに優しいキスを貰いながら、ぼんやりとそんなことを考えていた。

 





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